
屋外で過ごす時間が多いディズニーリゾートでは、天候や気温によって適切な服装や持ち物が異なります。
7月のディズニーは、1日を通して気温が高い一方で、室内は冷房が効いているため肌寒く感じる場面もあります。
さらに、夏のディズニーでは水を放出するイベントも行われるため、快適に過ごすには服装選びがとても重要です。
本記事では、7月にディズニーへ行く際におすすめの服装を天候や気温別に紹介します。
適切な服装や持ち物を準備すると、天候にかかわらず1日中楽しめるため、夏のディズニーへ行く予定がある人はぜひ参考にしてください。
7月のディズニー周辺エリアの天気と平均気温

ディズニーへ行く際は、気温や天候に適した服装をすると、1日を快適に過ごせます。
ディズニーにもっとも近い気象庁の観測地点は、「東京都江戸川臨海」です。
東京都江戸川臨海の過去2年の気温と天候を把握し、適切な服装の目安を確認しましょう。
2023年7月の気温と天候
2023年7月の気温や雨が降った日数などは、以下の通りです。
平均気温 | 27.6℃ |
---|---|
最高気温の平均 | 31.5℃ |
最低気温の平均 | 25.0℃ |
7月の最高気温 | 36.1℃ |
7月の最低気温 | 21.6℃ |
7月の雨が降った日数 | 4日 |
梅雨期間(関東甲信) | 6月8日頃~7月22日頃 |
参照元:気象庁|過去の気象データ 江戸川臨海(東京都) 2023年(月ごとの値)
気象庁|過去の気象データ 江戸川臨海(東京都) 2023年7月(日ごとの値) 主な要素
2023年7月の平均気温は、27.6℃でした。
湿度が低い場合は過ごしやすい気温ですが、湿度が高い場合は体感的に非常に暑く感じる気温です。
他にも、紫外線量や風量などによっても、体感温度が異なります。
梅雨の時期である7月上旬から中旬にディズニーへ行く場合は、蒸し暑い日が多いため、できるだけ風通しの良い服装が好適です。
7月下旬には、梅雨が明け一気に本格的な夏が訪れます。
日照時間が長くなり、気温が高くなるため、熱中症対策が必要です。
7月下旬にディズニーへ行く場合は、風通しの良い服装に帽子や小型扇風機などのアイテムを活用した服装がよいでしょう。
2022年7月の気温と天候
2022年7月の気温や雨が降った日数などは、以下の通りです。
平均気温 | 26.8℃ |
---|---|
最高気温の平均 | 30.1℃ |
最低気温の平均 | 24.7℃ |
7月の最高気温 | 34.6℃ |
7月の最低気温 | 22.5℃ |
7月の雨が降った日数 | 10日 |
梅雨期間(関東甲信) | 6月6日頃~7月23日頃 |
参照元:気象庁|過去の気象データ 江戸川臨海(東京都) 2022年(月ごとの値)
気象庁|過去の気象データ 江戸川臨海(東京都) 2022年7月(日ごとの値) 主な要素
2022年7月の平均気温は26.8℃で、2023年7月の気温と大差はありませんでした。
一方で、雨が降った日数は2023年と比較すると多く、梅雨の期間も長かった年です。
雨のディズニーは、服装や持ち物次第で快適性や満足度が大きく異なります。
次に紹介する7月にディズニーへ行くときの服装のポイントや、持っていくのがおすすめのアイテムを参考に、快適にディズニーを満喫してください。
7月にディズニーへ行くときの服装のポイント

7月のディズニーは、1日を通して気温が高い日が多いため、できるだけ風通しの良い服装が好適です。
しかし、ディズニーでは写真を撮る機会が多いため、服装にこだわりたい人も多いでしょう。
7月にディズニーへ行く際は、以下のポイントをおさえた服装がおすすめです。
- 大胆な露出は控える
- 履きなれた靴が好適
- 濡れても平気な服を選択
- 通気性と速乾性に優れた服がおすすめ
- 紫外線対策が必須
- 雨の日はレインシューズを選択
7月のディズニーに適した服装のポイントをおさえて、夏のディズニーを楽しみましょう。
ポイント1:暑くても大胆な露出は控える
関東地方の7月は高温多湿で蒸し暑いため、露出の多い服を着用する人がいます。
しかし、ディズニーでは、露出度の高い服は控えるのが適切です。
ディズニーでは、すべての人が快適に楽しく過ごせるようドレスコードがあります。
ディズニーにおけるドレスコードは、以下の通りです。
引用元:【公式】パーク入園時のお願い | 東京ディズニーリゾート
- 他のゲストを挑発する、 また他のゲストの迷惑となるおそれがあるもの
- 顔全体を覆うマスクなど、顔の大半が見えなくなるもの(医療目的で必要なものを除く)
- 地面を引きずるもの
- 好ましくない単語やデザインの刺青が露出しているもの
- キャラクターや出演者、キャスト(従業員)と間違える可能性のある服装
- 営利目的の宣伝行為となるもの
- 中学生以上の方の全身仮装(ハロウィーンの仮装では個別のルールを設ける場合があります)
ドレスコードを守れていないと判断された場合、入場を拒否されたり退場をお願いされたりする可能性があります。
1日中ディズニーを楽しむためにも、最低限ドレスコードは守るようにしましょう。
ポイント2:履きなれたスニーカーやサンダルが好適
パーク内の敷地面積は非常に大きく、アトラクションや施設の数も多いため、ディズニーではたくさん歩きます。
そのため、足元は履きなれた靴が好適です。
気温が高い7月のディズニーでは、以下の靴が適しています。
- スポーツサンダル
- 通気性の良いスニーカー
たくさん歩いても足が疲れにくい靴を選択すると、1日中アクティブにディズニーを満喫できます。
新品の靴やヒールがある靴などは、足が疲れたり靴擦れをしたりする恐れがあるため、避けたほうがよいでしょう。
ポイント3:濡れても平気な服を選択
7月にディズニーへ行く際は、濡れても平気な服がおすすめです。
夏のディズニーでは、例年水が放出されるイベントが行われます。
2023年の夏には、パレードやアトラクションなど、パーク内の至るところで濡れる可能性がある「びしょ濡れ」プログラムが開催されました。
さらに、7月は気温が高いため、屋外を歩くと汗をかきます。
そのため、夏のディズニーでは、雨が降らない日でも濡れても平気な服がおすすめです。
濡れても平気な服は、以下のポイントをおさえたものが挙げられます。
- 濡れても透けない服
- 汗染みが目立たない服
- 濡れてもダメージがない素材
白やパステルカラーなど色の薄い服や生地が薄い服は、濡れると下着が透ける可能性があります。
色や生地の薄い服を選択した場合は、黒や紺など濃い色のインナーの着用が適切です。
他にも、グレー系の服は濡れた部分が目立ちやすく、乾くまで恥ずかしい思いをするため控えるのが適しています。
革製品やレーヨン素材は、濡れるとダメージを受けるため、7月のディズニーでは使用を控えたほうがよいでしょう。
夏のディズニーでは、天気にかかわらず濡れても平気な服の着用がおすすめです。
ポイント4:通気性と速乾性に優れた素材の服がおすすめ

7月のディズニーでは、通気性と速乾性に優れた服が好適です。
先ほどもお伝えした通り、夏のディズニーではイベントの放水や猛暑による汗により、濡れる場面が多数あります。
濡れると乾きにくい服を着用すると、服に重さを感じ1日中不快な思いをする可能性もあります。
通気性や速乾性に優れた服は、以下の素材のものがおすすめです。
- ポリエステル
- リネン(麻)
スポーツウェアでも使用されるポリエステルは、通気性や速乾性に優れているため、夏のディズニーに好適です。
天然素材であるリネンは、抜群の通気性で暑い夏のディズニーでも快適に過ごせます。
通気性が高いコットン生地は夏の定番ですが、速乾性には優れていないため、7月のディズニーには不向きです。
ポイント5:帽子やサングラスなどで紫外線対策が必須
7月のディズニーは、気温が高く紫外線も強いため、暑さ対策と紫外線対策が必須です。
暑さ対策と紫外線対策におすすめなのは、以下のものが挙げられます。
- 帽子
- サングラス
- UVカット機能付きの服
- 風通しの良い服
気温が高くなると、露出が多い服を選ぶ人もいますが、7月のディズニーでは短時間で日焼けしてしまう恐れがあります。
そのため、UVカット機能付きのカーディガンやパーカーなどで紫外線対策をするのが適切です。
締め付けの小さいトップスやボトムスを着用すると、汗による不快感が軽減され、快適に過ごせます。
ポイント6:薄手のアウターなどで冷房対策も忘れずに
7月のディズニーはとても気温が高いため、室内は冷房がしっかりと効いています。
そのため、暑さが厳しい7月のディズニーでも、薄手のアウターの持参がおすすめです。
冷房対策におすすめなのは、以下のものが挙げられます。
- 薄手のカーディガン
- 薄手のパーカー
- ストール
汗や放水イベントで服が濡れたまま室内に入ると、一気に体温が低下してしまい、肌寒く感じる可能性があります。
薄手のアウターやストールなど、使用しないときも邪魔にならないものを選択し、冷房対策を行うとよいでしょう。
ポイント7:憂鬱な雨の日は気分が上がる服装が好適
夏の雨は蒸し暑く、気分が下がってしまう人も多いでしょう。
実際に、持ち物が増えたり着たい服が着られなかったり、雨の日は不便を感じる場面も多いです。
しかし雨の日のディズニーでは、服装や持ち物次第で、晴れの日と変わらずに快適に過ごせます。
雨の日におすすめの服装は、以下の通りです。
- 服は通気性と速乾性に優れた素材を選択
- 明るいカラーを取り入れて気分を高める
- ボトムスは、汚れが目立ちにくい色で泥はね対策
- ボトムスは、足さばきの良い丈やデザインを選択
- 靴はレインブーツか水に強いサンダルを選択
雨の日は、通気性や速乾性に優れた素材の服を着用すると、雨特有のストレスを軽減できます。
ボトムスは、黒や紺など汚れが目立ちにくい色を選択すると、泥はねも気になりません。
他にも、アンクル丈のテーパードパンツのように裾が短くスッキリしたデザインのボトムスであれば、雨でも動きやすいです。
雨の日は足元が濡れると不快感が増すため、レインブーツや水に強いサンダルなど、濡れても平気な靴を選択しましょう。
気温と天候ごとの7月におすすめの服装

ディズニーでは、屋外で過ごす時間が多いため、その日の天候や気温に適した服装を選択する必要があります。
7月は日中の気温が非常に高くなりますが、冷房による室内との寒暖差も大きいため、服装選びで悩む人も多いでしょう。
服装選びで悩んだ場合は、服装指数を確認するのが適しています。
服装指数とは、朝昼晩の気温をもとに適切な服装の目安を10〜100の10段階で提案している、日本気象協会提供のサービスです。
服装指数は、10日間の朝昼晩における服装の目安を確認できるため、旅行へ行く際の準備にも重宝するでしょう。
服装指数で服装の目安を確認
服装指数における段階ごとの服装の目安は、以下の通りです。
服装指数 | 服装の目安 |
---|---|
10 | 何を着ても寒い 気温ダウンコートや中綿コートなど厚手のアウターが必須 アウターの下は、厚手のトップスや保温インナーなど、しっかりとした防寒対策が必要 |
20 | ダウンコートや中綿コートなど厚手のアウターがおすすめ |
30 | ダッフルコートなど秋冬用の上着がおすすめ |
40 | 裏地付きトレンチコートなど春秋用のアウターがおすすめ |
50 | パーカーやカーディガンなどで温度調節できる服装がちょうど良い |
60 | アウターがなくても長袖トップス1枚で大丈夫 |
70 | 少し動くと汗ばむほど暖かい 気温半袖にカーディガンやパーカーなど、温度調節できる服装が好適 |
80 | 半袖トップス1枚でも快適に過ごせる暑さ |
90 | ノースリーブでも暑い |
100 | 何を着ても暑い気温 できるだけ風通しの良い薄い服を着用し、暑さ対策を行う |
ディズニー周辺エリアの7月の平均気温は、27℃前後です。
最高気温の平均が30℃前後、最低気温の平均が25度前後となっています。
梅雨が明ける7月の中旬までは湿度が高いため、雲がかかっている日でも蒸し暑い日が多いです。
7月下旬には梅雨が明けて本格的な夏が始まるため、日差しが強くなり、気温も一気に上がります。
服装指数を目安に、服装選びが難しい7月に適した服装を気温ごとに確認していきましょう。
気温が25℃ほどの場合は温度調節できる服装がおすすめ
気温が25℃ほどの場合は、服装指数が70前後と予想できます。
服装指数が70の場合は、半袖のトップスに薄手のカーディガンなどアウターがあると快適です。
具体的には、以下の服装をおすすめします。
- アウターは、薄手のカーディガンやパーカー
- インナーは、キャミソールかタンクトップ
- トップスは、半袖のTシャツやブラウス
- ボトムスは、風通しの良いパンツやスカート
最低気温が25℃前後の場合は、日中は30℃を超える場合もあります。
そのため、朝から晩まで1日中ディズニーを満喫したい場合は、温度調節できる服装がおすすめです。
荷物を増やしたくない場合は、袖をまくれる長袖や七分丈のトップスを選択するとよいでしょう。
気温が27℃ほどの場合は半袖のトップスが好適
気温が27℃前後の場合は、服装指数が80前後と予想できます。
服装指数80の場合は、半袖1枚でも快適に過ごせるほど暖かい気温です。
具体的には、以下の服装をおすすめします。
- アウターはなくても大丈夫
- インナーは、蒸れにくい冷感インナー
- トップスは、風通しの良い半袖のTシャツやブラウス
- ボトムスは、風通しの良いパンツやスカート
27℃ほどの気温の場合、カーディガンやパーカーなどのアウターは不要です。
しかし、ディズニーでは買い物や飲食などで、室内で過ごす時間も長くなります。
7月のディズニーは施設内の冷房がしっかりと効いているため、冷房による寒さ対策として薄手のアウターやストールの持参がおすすめです。
気温が30℃以上の場合はできるだけ風通しの良い服を選択
気温が30℃以上の場合は、服装指数が90〜100となります。
服装指数が90〜100の場合は、基本的に何を着ても暑く感じるほどの猛暑で、暑さ対策が必要です。
具体的には、以下の服装をおすすめします。
- インナーは、蒸れにくい冷感インナー
- トップスは、風通しの良いノースリーブのTシャツやブラウス
- ボトムスは、風通しの良いパンツやスカート
女性の場合、風通しの良いシフォン生地やリネン生地のワンピースがおすすめです。
気温が30℃を超える日は風通しの良い服を選択して、こまめに休憩をとるなど、熱中症にならないよう気を付けましょう。
7月のディズニーへ持っていくのがおすすめのアイテム

7月のディズニーは日差しが強く気温も高い日が多いため、服装だけではなく持ち物選びも重要です。
夏のディズニーへ持っていくのがおすすめのアイテムは、大きく分けると以下の4つが挙げられます。
- 熱中症対策グッズ
- 日焼け対策グッズ
- エチケットグッズ
- 濡れ対策グッズ
ディズニーを1日中楽しめるよう、持っていくのがおすすめのアイテムを確認していきましょう。
晴れの日は熱中症対策グッズが重要
外で過ごす時間が長いディズニーでは、熱中症対策グッズが必須です。
具体的には、以下のものを持っていくのをおすすめします。
- 冷感タオル
- 帽子
- 小型扇風機や扇子
- 水筒
- 塩飴や塩分タブレット
冷感タオルや小型扇風機などは、日差しが強く気温が高い日に持参すると熱中症のリスクを軽減できます。
他にも、水分と塩分のこまめな摂取が熱中症対策には効果的です。
飲み物はパーク内でも購入できますが、いつでも冷たい飲み物を飲めるように、気温が高い日は水筒の持参が適しています。
曇りの日でも日焼け対策は忘れずに
7月のディズニーでは、日焼け対策を忘れると曇りの日でも1日で日焼けしてしまいます。
具体的には、以下のものを持っていくのがおすすめです。
- 日焼け止めクリーム
- 日傘
- UVカット機能付きの羽織
- 帽子
夏のディズニーでは、汗をかきやすいため、日焼け止めクリームはこまめに塗りなおすとよいでしょう。
日傘は、急な雨にも対応できるよう、晴雨兼用のものが好適です。
ただし、混雑状況によっては日傘の使用が制限される場合もあります。
そのため、基本的に帽子や羽織などで日焼け対策を行い、日傘は補助的な役割としての活用が適切です。
エチケットグッズで不快感を軽減

7月のディズニーは、気温が高く放水イベントもあるため、エチケットグッズをカバンに忍ばせるのがおすすめです。
エチケットグッズとしておすすめの持ち物は、以下のものが挙げられます。
- 汗拭きシート
- お直し用コスメ
7月は湿度と気温が高いため、こまめに汗拭きシートで体を拭くと、汗による不快感を軽減できます。
さらに、イベントやアトラクションなどでメイクが崩れる場面も多いため、お直し用のコスメや綿棒も持参したほうがよいでしょう。
夏のディズニーは濡れ対策グッズが必須
夏のディズニーでは、天気にかかわらず濡れる可能性が高いです。
適切に持ち物を準備しないと、携帯が壊れたり体調を崩したりする恐れがあります。
濡れ対策としておすすめの持ち物は、以下の通りです。
- タオル
- ビニール袋
- 防水ポーチや防水スマホケース
ディズニーでは、施設内やトイレなどで行う着替えは禁止していますが、子供の着替えはベビーセンターで認められています。
そのため、子供がいる人は替えの服や濡れたものを入れるビニール袋の持参がおすすめです。
全身濡れを避けたい大人は、レインコートやポンチョを持参するなどして対策する必要があります。
2023年の夏に行われたような大量の水を放出するイベントでは、スマートフォンやカメラを無防備にしていると故障する可能性があります。
イベント期間中は、防水ポーチなどを活用して、スマートフォンやカメラの水没を防ぎましょう。
7月のディズニーは熱中症対策が楽しむためのカギ!
7月のディズニーは、気温と湿度が高い日が多いため、風通しの良い服装が好適です。
さらに、天候にかかわらず水に濡れる可能性が高いため、速乾性に優れた服を着用すると1日中快適に過ごせます。
7月にディズニーへ行く際の、おすすめの服装をまとめました。
- 大胆な露出は控える
- 足元は履きなれたスニーカーやサンダルが適切
- 濡れても平気な服を選択
- 通気性と速乾性に優れた服が好適
- 帽子やサングラスで紫外線対策
- 薄手のカーディガンやパーカーで冷房対策
適切な服装と持ち物で、暑さの厳しい7月のディズニーを満喫しましょう。