
6月のディズニーは、気温が高くなる日が多く、真夏日となる場合もあります。
体がまだ暑さになれていない人も多いため、暑くなると予想される日は対策が必須です。
一方で、梅雨が始まり湿度が高く、ジメジメと天気が悪い日も増えます。
雨の日でも晴れの日と同様に楽しむには、天候に適した服装や持ち物の準備が必要です。
本記事では、6月にディズニーへ行く際におすすめの服装や持ち物を、天候別に紹介します。
雨の日が多くなる6月にディズニーへ行く予定がある人は、ぜひ参考にしてください。
6月のディズニー周辺エリアの天気と平均気温

6月にディズニーへ行く際は、気温や天候に適した服装を選択すると快適に過ごせます。
ディズニーにもっとも近い気象庁の観測地点である「東京都江戸川臨海」における、過去2年の気温と天候を確認しましょう。
2023年6月の気温と雨が降った日数
2023年6月の気温や雨が降った日数は、以下の通りです。
平均気温 | 23.0℃ |
---|---|
最高気温の平均 | 26.7℃ |
最低気温の平均 | 20.1℃ |
6月の最高気温 | 30.5℃ |
6月の最低気温 | 14.8℃ |
6月の雨が降った日数 | 14日 |
参照元:気象庁|過去の気象データ 江戸川臨海(東京都) 2023年(月ごとの値)
気象庁|過去の気象データ 江戸川臨海(東京都) 2023年6月(日ごとの値) 主な要素
2023年6月の平均気温は23.0℃で、最高気温と最低気温の平均を含めても過ごしやすい気温です。
気温を見ると快適に感じますが、2023年6月はひと月の降水量が2023年で1番多い月でした。(2023年12月時点)
大雨が予想される場合は、レインブーツで足元が濡れるのを防ぎ、アウターや雨具で雨から身を守る必要があります。
2022年6月の気温と雨が降った日数
2022年6月の気温や雨が降った日数は、以下の通りです。
平均気温 | 22.1℃ |
---|---|
最高気温の平均 | 25.9℃ |
最低気温の平均 | 19.3℃ |
6月の最高気温 | 33.8℃ |
6月の最低気温 | 14.9℃ |
6月の雨が降った日数 | 9日 |
参照元:気象庁|過去の気象データ 江戸川臨海(東京都) 2022年(月ごとの値)
気象庁|過去の気象データ 江戸川臨海(東京都) 2022年6月(日ごとの値) 主な要素
2022年6月の平均気温は22.1℃と、2023年の平均気温と大差はありませんでした。
6月では珍しく雨の日が少ない一方で、最高気温は33.8℃と厳しい暑さの日があった年です。
厳しい暑さが予想される場合は半袖など涼しい服を着用し、こまめな水分補給や休憩をとるなど、熱中症対策が必要となります。
6月にディズニーへ行くときの服装のポイント

ディズニーにはたくさんのフォトスポットがあり、写真を撮る機会が多いため、服装にこだわりたい人も多いでしょう。
6月にディズニーへ行く際は、以下のポイントをおさえた服装がおすすめです。
- 露出の多い服は控える
- 靴は履きなれたものを選択
- トップスは半袖や七分袖が好適
- 朝晩はカーディガンなどで温度調節
- 帽子やサングラスで紫外線対策
- 雨の日は濡れても平気な服を着用
- 雨の日は丈の長いボトムスを控える
天気や気温に左右されずにディズニーを楽しむためにも、6月におすすめの服装を1つずつ確認していきましょう。
ポイント1:暑くても露出の高い服は着用しない
暑くなる日が多くなるため、できるだけ涼しい服装で楽しみたい人もいると思いますが、ディズニーでは露出の高い服は控えてください。
ディズニーでは、すべての人が快適に過ごせるようにドレスコードがあります。
ディズニーにおけるドレスコードは、以下の通りです。
引用元:【公式】パーク入園時のお願い | 東京ディズニーリゾート
- 他のゲストを挑発する、 また他のゲストの迷惑となるおそれがあるもの
- 顔全体を覆うマスクなど、顔の大半が見えなくなるもの(医療目的で必要なものを除く)
- 地面を引きずるもの
- 好ましくない単語やデザインの刺青が露出しているもの
- キャラクターや出演者、キャスト(従業員)と間違える可能性のある服装
- 営利目的の宣伝行為となるもの
- 中学生以上の方の全身仮装(ハロウィーンの仮装では個別のルールを設ける場合があります)
ドレスコードを守れていない場合、入園を拒否されたり退園をお願いされたりする恐れがあります。
スムーズに入園し、1日中ディズニーを楽しむためにも、最低限ドレスコードは遵守するようにしましょう。
ポイント2:足元は履きなれた靴やサンダルを選択
ディズニー内は非常に広いため、靴は足が疲れないように、履きなれたスニーカーやスポーツサンダルが適しています。
サンダルを履く場合は、朝晩は肌寒い日も多いため、靴下を持参するとより快適です。
一方で、スニーカーやスポーツサンダルでも、新品のものはおすすめできません。
デートや旅行では新しい靴や服を着用したくなる気持ちは分かりますが、靴擦れの恐れがあるため、ディズニーでは控えたほうがよいでしょう。
他にも、ヒールがある靴や華奢なサンダルも、足が疲れてしまい楽しさが半減してしまいます。
1日中ディズニーを楽しむためにも、靴は履きなれたものがおすすめです。
ポイント3:トップスは半袖や七分丈がおすすめ

6月のディズニー周辺エリアの平均気温は22℃前後で、最高気温の平均が25℃ほどです。
比較的暖かく快適に過ごせるため、日中のみディズニーにいる場合、トップス1枚でも問題ありません。
具体的には、以下のトップスがおすすめです。
- 袖口をまくれる長袖
- 五分丈や七分丈のカットソー
- 半袖Tシャツ
日によっては、気温が30℃を超える日もあります。
気温が高くなると予想される日は、薄手で風通しの良い服を選択するのがおすすめです。
ポイント4:朝晩はカーディガンなどで温度調節
ディズニー周辺エリアにおける6月の最低気温の平均は20℃前後であり、朝晩は肌寒く感じる場合があります。
開園から閉園までいる場合は、薄手のアウターがあるとよいでしょう。
日中の気温が高くなると予想される日は、以下のアイテムがおすすめです。
- UVカット機能付きのパーカーやカーディガン
- シアー素材のブルゾンやカーディガン
一方で、日中も気温が上がらない日は、以下のアイテムがよいでしょう。
- ジャケット
- 薄手のマウンテンパーカー
6月は、暑い日は30℃を超え、寒い日は15℃を下回る場合があります。
その日の天候や気温に合わせて、温度調節のためのアウターを選択するのが適切です。
ポイント5:帽子やサングラスで紫外線対策
6月のディズニーは、紫外線対策を忘れると1日で日焼けしてしまいます。
とくに晴れた日の日中は日差しが強く、気温も高くなるため、紫外線対策や熱中症対策が必要です。
紫外線対策や熱中症対策におすすめなのは、以下のアイテムが挙げられます。
- 日焼け止めクリーム
- 帽子
- サングラス
- UVカット機能付きブラウスやパーカー
- 冷感インナー
気温が高くなると予想される日は、汗をかくため、以下のアイテムも持参したほうがよいでしょう。
- お直し用のコスメ
- 替えのマスク
- 汗拭きシート
- タオル
他にも、晴雨兼用の折りたたみ傘は、強い日差しや急な雨に対応できるためおすすめです。
ただし、ディズニー内では混雑状況によって、日傘の使用が制限される場合があります。
土日など混雑が予想される日は、日傘以外で紫外線対策できるアイテムが必要です。
ポイント6:雨の日は濡れても平気な服が適切

6月のディズニーでは、雨が降る日が多いため、濡れても平気な服装がおすすめです。
具体的に、濡れても平気な服は以下のようなものが挙げられます。
- 濡れても透けない服
- 雨の跡が目立たない服
白やパステルカラーなど薄い色の服は、泥はねが目立つため、雨の日は控えたほうがよいでしょう。
さらに、色の薄い服や生地が薄い服は、濡れると透けてしまう恐れがあります。
雨が予想される日は、黒や紺など色が濃く、生地がしっかりとした服の選択が適切です。
ポイント7:雨の日は丈の長いボトムスを避けたほうがよい
雨が降っていると、水はねや泥はねによりボトムスを汚してしまう恐れがあります。
雨の日でも快適にディズニーを満喫するためには、ボトムス選びが重要です。
雨の日は、裾が広がっているスカートよりも、パンツスタイルのほうが歩きやすく快適に過ごせます。
雨の日におすすめのボトムスは、以下のアイテムです。
- 丈の短いパンツ
- スキニーパンツ
- 色の濃いパンツ
- ポリエステル製のパンツ
クロップド丈やアンクル丈のパンツは、裾が高い位置にあるため、裾が濡れるのを軽減できます。
レインブーツを履く場合は、スキニーパンツを選択するとブーツインできるため、足元が濡れません。
雨に濡れても透けにくい濃い色のパンツや、濡れても短時間で乾くポリエステル製のパンツも雨の日に適しています。
一方で、ワイドパンツやフレアパンツなど裾が広がっているパンツは、裾濡れの影響が大きいです。
裾が濡れて足元が重くなり、足がもつれてしまう可能性もあるため、雨の日は控えたほうがよいでしょう。
気温と天候ごとの6月におすすめの服装

6月のディズニーは気温が高く暑さ対策が必要な日がある一方で、朝晩は肌寒く感じる場合もあり、服装選びが難しい季節です。
服装選びで悩んだ場合は、日本気象協会の運営サイトで確認できる服装指数を参考にしましょう。
服装指数とは、朝昼晩の予想気温や天候から適切な服装を、10〜100の10段階で提案するサービスです。
服装指数で服装の目安を確認
服装指数における段階ごとの服装の目安は、以下の通りです。
服装指数 | 服装の目安 |
---|---|
10 | 何を着ても寒い ダウンコートなど厚手のアウターが必須 厚手のトップスに保温インナーなど、しっかりとした防寒対策が必要 |
20 | ダウンコートなど厚手のアウターがおすすめ |
30 | チェスターコートやダッフルコートなど秋冬用の上着がおすすめ |
40 | アウターは裏地付きトレンチコートなど春秋用のものがおすすめ |
50 | パーカーやカーディガンなど薄手のアウターで温度調節できる服装がちょうど良い |
60 | アウターがなくても長袖トップス1枚で快適 |
70 | 少し動くと汗ばむほど暖かい 半袖にカーディガンやパーカーなど、温度調節できる服装が適切 |
80 | 半袖Tシャツなど夏服1枚で快適に過ごせる暖かさ |
90 | ノースリーブでも暑い気温 |
100 | 何を着ても暑い できるだけ薄い服を着用し、暑さ対策が必要 |
上記の服装の目安を参考に着用する服を選択すると、1日を快適に過ごせます。
過去のディズニー周辺エリアの平均気温は、2022年6月が22.1℃、2023年6月が23.0℃でした。
最高気温の平均は2022年が25.9℃で2023年が26.7℃、最低気温の平均は2022年が19.3℃で2023年が20.1℃です。
このことから、日中の気温が高い時間は25〜26℃、朝晩の気温が低い時間は19〜20℃と予想できます。
気温ごとに適した服装は、どのようになるのか確認していきましょう。
気温が19~20℃ほどの日は薄手のアウターが必要
気温が19〜20℃ほどの場合は、服装指数が50前後であると予想できます。
服装指数が50前後の場合は、パーカーやカーディガンなど温度調節のためのアウターがあると快適に過ごせます。
ただし、6月のディズニーは日中にかけて気温が高まっていくため、脱いでも邪魔にならない薄手のアウターが好適です。
6月のディズニーで気温が低いと予想される日は、以下の服装が適しています。
- アウターは、パーカーやカーディガン
- インナーは、キャミソールやタンクトップ
- トップスは、長袖カットソー
- ボトムスは、ジーンズやスカート+靴下
- 靴は、履きなれたスニーカー
パーカーやカーディガンはUVカット機能付きのものを選択すると、日中の紫外線対策にも役立つため、おすすめです。
気温が22~23℃ほどの日はアウターがなくても快適
気温が22〜23℃ほどの場合は、服装指数が50〜60と予想できます。
服装指数が60の場合は、アウターがなくても快適に過ごせる暖かい気温です。
ただし、朝から晩までディズニーを満喫する場合は、薄手の羽織ものがあるとよいでしょう。
6月のディズニーで平均的な気温が予想される日は、以下の服装がおすすめです。
- アウターは、薄手のパーカーやカーディガン
- インナーは、キャミソールやタンクトップ
- トップスは、長袖や七分丈のカットソーやブラウス
- ボトムスは、テーパードパンツやスカート
- 靴は、履きなれたスニーカーやスポーツサンダル
パーカーやカーディガンなど羽織ものがある場合、半袖や七分丈のトップスでも快適に過ごせます。
一方で、できるだけ荷物を少なくしたい場合は、長袖のトップスでアウターなしを選択するのがおすすめです。
気温が25~26℃ほどの日は
気温が25〜26℃ほどの場合は、服装指数が70前後と予想できます。
服装指数が70の場合は、半袖の上にカーディガンやパーカーなどを着用する服装が適切です。
気温が高くなる日は、クーラーが効いている施設も多いため、温度調節できるアイテムの持参が適しています。
6月のディズニーで気温が高くなると予想される日は、以下の服装がおすすめです。
- アウターは、薄手のパーカーやカーディガン
- インナーは、キャミソールやタンクトップ
- トップスは、半袖や七分丈の風通しが良いもの
- ボトムスは、風通しが良いテーパードパンツやスカート
- 靴は、履きなれたスニーカーやスポーツサンダル
気温が高くなると予想される日は、最高気温が30℃近くなる場合もあります。
できるだけ風通しの良い服を選択し、帽子やサングラスなどによる紫外線対策が必須です。
6月のディズニーへ持っていくのがおすすめのアイテム

6月にディズニーへ行く際は服装だけではなく、持ち物にもこだわると、より快適に過ごせます。
持っていくのがおすすめのアイテムは、天候によって異なります。
天候に左右されずにディズニーを満喫するためにも、天候別に持っていくのがおすすめのアイテムを確認していきましょう。
晴れの日は暑さ対策が必須
6月は上旬から下旬にかけて、気温はどんどん高くなるため、気温が高い日は30℃前後となる場合もあります。
そのため、屋外で過ごす時間が多いディズニーで晴れている日は、暑さ対策が必要です。
具体的には、以下のアイテムを持参するとよいでしょう。
- 日焼け止めクリーム
- 晴雨兼用折りたたみ傘
- 小型扇風機
- 汗拭きシート
- タオル
- 替えのマスク
上記の他にも帽子やサングラスなど、紫外線対策のアイテムがあるとより快適に過ごせます。
1日の寒暖差が大きい日は、カーディガンやパーカーなど温度調節に役立つアイテムの持参がおすすめです。
汗をかいたままの服でいると、夕方以降気温が下がった際に、体温が低下してしまう恐れがあります。
そのため、小さいお子様がいる場合は、着替えの服があるとより快適です。
雨の日は自分に適した雨具を選択
雨の日でも適当な持ち物を準備していくと、晴れの日と変わらずにディズニーを楽しめます。
雨の日に持っていくのがおすすめのアイテムは、以下の通りです。
- 自分に適した雨具
- タオル
- ビニール袋
- 替えの服や靴下
- 替えのマスク
少しでも雨が降る可能性がある日は、雨具の持参が必要となります。
雨具には傘とレインコートがありますが、ディズニーではどちらが適しているのか悩む人も多いでしょう。
以下の表では、傘とレインコートのメリットとデメリット、向いている人などをまとめました。
傘 | レインコート | |
---|---|---|
メリット | ・豪雨でも顔周りをしっかりとガードできる ・容易に開閉できる | ・使用時でも両手があく ・強風時の安全性が高い ・混雑時も周囲の邪魔にならない |
デメリット | ・使用時、片手が塞がる ・強風で壊れる可能性がある ・混雑時、周囲の邪魔になる | ・着脱が面倒 ・顔周りが濡れる ・気温が高いと蒸れる |
向いている人 | ・カップル ・雨による化粧崩れが気になる人 | ・お子様 ・子供連れの人 |
向いているとき | ・豪雨で風が弱いとき | ・強風時 ・気温が低いとき |
傘とレインコートには、それぞれ一長一短があるため、同伴者や天候から判断するのがおすすめです。
持参する雨具で悩んだ場合は、上記の表を参考に自分に適した雨具を選択してください。
6月のディズニーでは暑さ対策を忘れずに!
6月のディズニーは、上旬から下旬にかけて気温が高くなるため、天気が良い日は暑さ対策と紫外線対策が必須です。
6月にディズニーへ行く際の、おすすめの服装をまとめました。
- 暑くても露出の高い服は控える
- 靴は履きなれたスニーカーかスポーツサンダルが適切
- 日中は風通しの良い半袖や七分丈のトップスで大丈夫
- 朝晩はカーディガンやパーカーなどで温度調節する
- 天気が良い日は帽子やサングラスなどで対策
- 雨の日は濡れても平気な服が好適
- 雨の日は丈の長いボトムスは避けたほうがよい
6月は梅雨の時期で雨が降る日が多いため、雨具を持参するのがおすすめです。
雨具は、天候や同伴者によって適切なものを選択すると、1日中快適に過ごせます。
天候や気温に適した服装や持ち物を準備して、ディズニーを満喫しましょう。