4月のディズニーは、色とりどりの花が咲き、春の訪れを感じられます。
気温に関しては暖かい日が多くなってきますが、海風の影響もあり、想像以上に寒く感じる日があるのが4月ディズニーの特徴です。
ディズニーでは、思いきり楽しめるよう、できるだけ荷物を軽量化したいと考える人も多いでしょう。
しかし、快適に4月のディズニーを楽しむには、適切な服装とアイテムの持参が必須です。
本記事では、4月にディズニーへ行く際の服装や、持っていくと便利なアイテムについて解説します。
春にディズニーへ行く予定がある人は、ぜひ参考にしてください。
4月のディズニー周辺エリアの天気と平均気温
ディズニーでは屋外で過ごす時間が多いため、服装を選ぶ際は、気温や天気を確認する必要があります。
ディズニーにもっとも近い気象庁の観測地点「東京都江戸川臨海」の、2023年と2022年の4月の気温と天候を確認しましょう。
2023年4月気温と雨が降った日数
2023年4月の気温や雨が降った日数は、以下の通りです。
平均気温 | 16.1℃ |
---|---|
最高気温の平均 | 20.3℃ |
最低気温の平均 | 12.5℃ |
4月の最高気温 | 23.5℃ |
4月の最低気温 | 7.5℃ |
4月の雨が降った日数 | 8日 |
参照元:気象庁|過去の気象データ 江戸川臨海(東京都) 2023年(月ごとの値)
気象庁|過去の気象データ 江戸川臨海(東京都) 2023年4月(日ごとの値) 主な要素
2023年4月は、平均気温が16.1℃でした。
1日の平均気温が10℃を下回る日はなく、雨が降った日も少ないため、快適に過ごせる日が多かった年といえるでしょう。
平均気温である16.1℃は、風がなく日が差している場合は暖かく感じる気温ですが、曇りや雨で風があると寒く感じる気温です。
4月にディズニーへ行く際は、気温と天気の他にも風速も確認したうえで、服装を選ぶ必要があります。
2022年4月気温と雨が降った日数
2022年4月の気温や雨が降った日数は、以下の通りです。
平均気温 | 14.7℃ |
---|---|
1日の最高気温の平均 | 18.7℃ |
1日の最低気温の平均 | 11.3℃ |
4月の最高気温 | 25.7℃ |
4月の最低気温 | 3.7℃ |
4月の雨が降った日数 | 15日 |
参照元:気象庁|過去の気象データ 江戸川臨海(東京都) 2022年(月ごとの値)
気象庁|過去の気象データ 江戸川臨海(東京都) 2022年4月(日ごとの値) 主な要素
2022年4月の平均気温は、14.7℃です。
2023年4月よりも全体的に平均気温が低いですが、最高気温は2022年のほうが高いため、1日の寒暖差が大きい年でした。
朝晩と昼で寒暖差が大きい日は、パーカーやカーディガンなど温度調節できる服装がおすすめです。
ディズニーでは、外にいる時間が長いため、季節の変わり目は温度調節できる服装で寒暖差対策を行いましょう。
4月にディズニーへ行くときの服装のポイント
4月にディズニーへ行く際の服装は、平均気温が15℃前後であるため、長袖+コートが基本です。
東京ディズニーリゾートの公式サイトでは、各月の気温や服装を簡単に紹介しています。
4月の服装は、以下の通りです。
服装、アイテム | コート、長袖、雨具 |
---|
しかし、その日の天候や気温によって、基本の服装が異なります。
4月にディズニーへ行く際の服装は、以下のポイントを抑えるのがおすすめです。
- ドレスコードを確認する
- 動きやすい服装
- 温度調節できる服装
- 防寒グッズを取り入れる
- 紫外線と花粉症対策を行う
雨が予想される日は、上記の他に以下のポイントを取り入れる必要があります。
- 濡れても透けない服装
- 防水性に優れたアウターと靴
- 自分に適した雨具
4月にディズニーへ行く際の、服装におけるポイントを1つずつ確認していきましょう。
ポイント1:ドレスコードを確認してスムーズに入園
ディズニーでは、すべての人が楽しく過ごせるようにドレスコード(服装規定)があります。
ドレスコードを守れていない場合は、入場ができなかったり退場をお願いされたりする可能性が高いです。
スムーズに入園して、1日中楽しむためにも、ドレスコードを確認しておきましょう。
ディズニーにおけるドレスコードは、以下の通りです。
引用元:【公式】パーク入園時のお願い | 東京ディズニーリゾート
- 他のゲストを挑発する、 また他のゲストの迷惑となるおそれがあるもの
- 顔全体を覆うマスクなど、顔の大半が見えなくなるもの(医療目的で必要なものを除く)
- 地面を引きずるもの
- 好ましくない単語やデザインの刺青が露出しているもの
- キャラクターや出演者、キャスト(従業員)と間違える可能性のある服装
- 営利目的の宣伝行為となるもの
- 中学生以上の方の全身仮装(ハロウィーンの仮装では個別のルールを設ける場合があります)
ディズニーでは、全身仮装や露出の多い服装は認められていません。
他の人に不快感を与えずにディズニーを楽しむためにも、ドレスコードは遵守してください。
ポイント2:動きやすい服装でディズニーを満喫
ディズニーの敷地面積は非常に広いため、季節にかかわらず動きやすい服装が好適です。
具体的には、以下の服装が適しています。
- 丈の短いアウター
- スカートよりもパンツスタイル
- スニーカーなどヒールのない履きなれた靴
- リュックやショルダーバッグなど両手があくカバン
朝から晩までディズニーを満喫するには、上記のような動きやすい服装がよいでしょう。
ディズニーを満喫するには、園内をたくさん歩く必要があるため、新しく購入した靴ではなく履きなれた靴が適切です。
スニーカーや安定感のあるヒールなど、疲れにくいものを選択すると1日中快適に過ごせます。
丈の長いアウターやロングスカートは、アトラクションに乗る際に引っかかってしまい、邪魔になる恐れがあります。
安全で快適に楽しむためにも、アウターは丈の短いものがおすすめです。
ポイント3:温度調節できる服装で寒暖差対策
4月のディズニーは、平均気温が15℃前後であるため、天候によって体感温度が異なります。
風がなく日差しがある日は、少し動くと汗ばむほど暖かく感じる一方で、風が強く悪天候では寒く感じます。
そのため、4月のディズニーでは温度調節できる服装がおすすめです。
具体的には、以下のアイテムを取り入れるのが適しています。
- 大判のマフラー
- パーカー
- カーディガン
大判のマフラーは首に巻くだけではなく、肩に掛けたりブランケット代わりに使用したりできるため、利便性に優れています。
パーカーやカーディガンなどは、容易に着脱できるため、温度調節に便利です。
4月にディズニーへ行く際は、温度調節できる服装で1日中快適に過ごしましょう。
ポイント4:朝から晩まで楽しむ場合は防寒グッズが必須
4月にディズニーの開園から閉園まで過ごす場合は、比較的暖かい日でも寒さ対策が必須です。
防寒グッズとしておすすめなのは、以下のアイテムが挙げられます。
- 大判のマフラー
- 手袋や帽子
- ヒートテックなどの保温インナー
- 使い捨てカイロ
4月は暖かい日が増えてきますが、朝晩は10℃以下となる場合が多いです。
一方で、日中は天気がいいと20℃を超える場合もあるため、寒い時間だけ使用できる防寒グッズが適しています。
使用していないときでも、邪魔にならないアイテムを選択して持参するとよいでしょう。
ポイント5:紫外線と花粉症対策を忘れずに
4月のディズニーでは、紫外線対策と花粉症対策が必要です。
屋外で過ごす時間が多いディズニーでは、4月でも紫外線対策をしないと日焼けしてしまいます。
紫外線対策としておすすめのアイテムは、以下の通りです。
- 日焼け止めクリーム
- UVカット機能付きの服
- 帽子
- サングラス
UVカット機能付きの服や帽子は、寒さ対策のアイテムとしても役立ちます。
晴雨兼用の日傘は、急な雨に対応できますが、混雑状況によっては使用が制限される可能性もあります。
そのため、日傘は補助的な役割として折りたたみ式のものを選択するのがおすすめです。
花粉でアレルギー症状が出る人は、以下のアイテムを取り入れるのが適しています。
- 帽子
- 眼鏡
- マスク
上記アイテムの他にも、ティッシュや常備薬、使用済みのティッシュを入れる袋などを持参しましょう。
ポイント6:雨の日は濡れても透けない服が適切
4月になると、雨の日でも気温が高く蒸し暑く感じる場合があります。
アウターを脱いでいるときに雨で濡れると、服によっては下着が透けてしまう恐れがあります。
そのため、雨で気温が高い日は下着が透ける恐れがある服を避けたほうがよいでしょう。
濡れても透けにくい服は、以下の通りです。
- 厚手の生地
- 黒やネイビーなど暗い色
- ペチコートや裏地付き
白のシャツやシースルー生地の服は、濡れると透けてしまうため、雨の日は避けるのが無難です。
おしゃれな服装でも、雨で濡れて透けてしまうと品が失われてしまうため、雨の日は透けない服を選択するようにしましょう。
ポイント7:雨の日は防水性に優れたアウターと靴を選択
天候が悪く1日中雨が予想される日は、防水性や撥水性に優れたアウターと靴の選択が適切です。
4月は、雨の日でも気温が高い日もあるため、防水性や撥水性以外にも透湿性を考慮したアウター選びが適しています。
内側から外へ水分を逃がす性質である透湿性と、防水性を兼ね備えた「透湿防水素材」のアウターであれば、雨の日も快適に過ごせるでしょう。
防水性のみ優れたアウターは、水を通さない加工がされているため、外に汗が放出されずにこもってしまいます。
そのため、4月の雨の日は、透湿性と防水性を兼ね備えたアウターが最適です。
他にも、足元が雨で濡れてしまうと、不快に感じるうえに体が冷えてしまいます。
雨の日は、レインブーツや冬用のブーツなど、防水性に優れた靴を選択しましょう。
ポイント8:雨の日は自分に適した雨具を持参
4月にディズニーへ行く際は、雨に備えて、レインコートや傘など雨具を用意するのも重要です。
レインコートと傘は、それぞれに一長一短があり、どちらを持っていくとよいか悩む人も多いでしょう。
以下の表では、傘とレインコートのメリットとデメリットをまとめました。
傘 | レインコート | |
---|---|---|
メリット | ・開閉が容易 ・豪雨でも対応できる ・顔周りが濡れるのを防げる | ・使用時、両手があく ・強風でも雨対策ができる ・周囲の邪魔にならない |
デメリット | ・使用時、片手が塞がる ・強風で壊れる恐れがある ・混んでいると、周囲の迷惑になる恐れがある | ・室内に入る際は、脱ぐ必要がある ・着脱が面倒 |
上記の特徴から、傘とレインコートどちらが向いているか判断しましょう。
豪雨の際は傘のほうが雨から身を守れますが、強風時はレインコートのほうが安全性が高いためおすすめです。
小さい子を連れている場合は、両手があくレインコートが好適ですが、カップルの場合は2人で寄り添える傘が向いています。
このように、一緒に行く人や天候に合わせて雨具を選択するのが適切です。
どちらを利用するか悩んだ場合は、折りたたみ傘とコンパクトにたためるレインコート両方を持参するのもよいでしょう。
4月ディズニーの気温別おすすめの服装
4月は日によって気温差が大きいため、何を着ていけばよいか悩みます。
服装で悩んだ場合は、日本気象協会の運営しているサイトで紹介している服装指数を確認するのがおすすめです。
服装指数とは、朝昼晩の予想気温から適当な服装を提案するもので、10~100の10段階の数値で表されます。
服装指数でおおよその服装を確認
服装指数における段階ごとの服装の目安は、以下の通りです。
服装指数 | 服装の目安 |
---|---|
10 | 寒さが非常に厳しい 厚手のアウターが必須 アウターの下も温かいトップスを着るなど、防寒対策が必要 |
20 | ダウンコートなど厚手のアウターがおすすめ |
30 | ダッフルコートなど秋冬用の上着が適切 |
40 | 裏地付きのトレンチコートなど春秋用のアウターがちょうどいい |
50 | パーカーやカーディガンなど、薄手の羽織ものがあるといい |
60 | 上着がなくても、長袖トップス1枚で快適に過ごせる気温 |
70 | 少し動くと暑くなる気温 半袖にカーディガンやパーカーなど、温度調節できる服装が適切 |
80 | 半袖1枚など夏服で快適に過ごせる暑さ |
90 | ノースリーブでも汗ばむ暑さ |
100 | 何を着ても暑い気温のため、できるだけ薄着が適切 暑さ対策が必須 |
上記の服装の目安をもとに、その日の服を選ぶと屋外でも快適に過ごせます。
4月の平均気温は2023年が16.1℃、2022年が14.7℃であるため、15℃前後が4月の平均気温です。
最高気温の平均は2023年が20.3℃で2022年が18.7℃で、最低気温の平均は2023年が12.5℃で2022年が11.3℃でした。
このことから、日中の気温が高い時間は20℃前後、朝晩の気温が低い時間はおおよそ10℃となると予想できます。
それでは、気温ごとに適した服装を確認していきましょう。
気温が15℃ほどの日はアウターが必要
気温が15℃ほどの場合は、服装指数が40〜50と想定できます。
服装指数40の場合は、裏地付きのスプリングコートなど春秋用のアウターが好適です。
服装指数50の場合は、パーカーやカーディガンなど温度調節しやすい服装が適しています。
具体的には、以下の服装がおすすめです。
- アウターは、春秋用のコートやマウンテンパーカー
- インナーは、ヒートテックなど保温インナー
- トップスは、ニットやスウェット生地の服
- ボトムスは、ジーンズやスカート+タイツ
気温が15℃ほどの日は、天候によって体感温度が大きく異なります。
風が強い日は、風を通しにくいアウターを着用し、雨が予想される日は透湿防水素材のアウターを選ぶと快適です。
アウターで雨や風をしのげるようにすると、トップスやボトムスは好みのものを選択しても比較的快適に過ごせます。
気温が20℃ほどの日は温度調節できる服装が好適
気温が20℃ほどの場合は、服装指数が50〜60ほどと想定できます。
服装指数60は、長袖トップス1枚でアウターがなくても快適に過ごせる気温です。
しかし、朝晩は寒くなる可能性が高いため、パーカーやカーディガンなどすぐに着用できるものがあるとよいでしょう。
具体的には、以下の服装がおすすめです。
- アウターは、デニムジャケットやパーカー
- インナーは、キャミソールやタンクトップ
- トップスは、ブラウス+カーディガンや長袖カットソー
- ボトムスは、ワイドパンツやスカート+ストッキング
気温が20℃ほどの日は、比較的暖かく快適に過ごせるため、それほど寒さ対策は必要ありません。
しかし、朝から晩までディズニーを楽しむ場合は、寒暖差対策として大判のマフラーなど防寒具があると便利です。
気温が10℃ほどの気温は寒さ対策が必要
気温が10度ほどの場合は、服装指数30〜40と想定できます。
服装指数30の場合は、秋冬用のアウターが必要です。
4月であってもディズニーは外で過ごす時間が多いため、10℃ほどの気温が予想される場合はしっかりと寒さ対策をしましょう。
具体的には、以下の服装がおすすめです。
- アウターは、ダッフルコートなど秋冬用のもの
- インナーは、長袖のヒートテックなど保温インナー
- トップスは、ニットやスウェット生地など厚手の服
- ボトムスは、ジーンズやスカート+タイツ
上記の他にも大判のマフラーや手袋、帽子などで寒さ対策を行うと、寒くても快適に過ごせます。
4月のディズニーへ持っていくと便利なアイテム
4月のディズニーは、気温も暖かくなる日が多く、快適に過ごせる可能性が高い時期です。
しかし、天気がよくても持ち物が不十分では、不快感や不便を感じる場合があります。
そこで、天候にかかわらず1日中快適に過ごせるよう、天候別に持っていくと便利なアイテムを紹介します。
晴れの日に持っていくと便利なアイテム
晴れの日に忘れると後悔するのは、紫外線対策と花粉症対策のアイテムです。
具体的には、以下のものが挙げられます。
- 日焼け止めクリーム
- 帽子
- サングラス
- ティッシュ(多めに)
- ゴミを入れる袋
- 替えのマスク
- 目薬や飲み薬などの常備薬
他にも、天気がいいと気温が高く感じるため、薄着になりがちです。
外出前には、1日の気温を確認して、気温に合わせた服装を選択するようにしましょう。
雨の日に持っていくと便利なアイテム
雨の日でも、しっかり準備をすると、晴れの日と同様に楽しめます。
雨の日にあると便利なのは、以下のアイテムです。
- 雨具
- タオル
- ビニール袋
- 替えの靴下や服
- 予備のマスク
濡れた際にすぐ拭けるタオルはブランケット代わりにもなるため、雨が予想される日は持参すると便利です。
他にも、濡れたものをサッと入れられるビニール袋があると快適性が向上します。
子供がいる場合は、替えの靴下や服などを持っていくと、風邪予防にもなるためおすすめです。
天候に適した服装で4月のディズニーを満喫しよう!
4月のディズニーは、天候によっては肌寒く感じる日があり、服装選びが難しい時期です。
4月にディズニーへ行く際の、おすすめの服装をまとめました。
- 温度調節できる服装で寒暖差対策をする
- 朝晩は防寒グッズを取り入れる
- 紫外線と花粉症対策を忘れずに
- 雨の日は濡れても透けない服を選択
- 雨の日は防水性に優れたアウターと靴を着用
気温だけではなく、天気や風速などによって体感温度は大きく異なります。
天候に適した服装を選択して、ディズニーを満喫しましょう。