2月のディズニーランドおよびディズニーシーは、海風の影響もあり、非常に冷え込みます。
そのため、1日中ディズニーを楽しむには、寒さ対策が重要です。
しかし、ディズニーへ行く際はできるだけ軽装で、荷物を最小限にしたい人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、2月にディズニーへ行く際の適切な服装と持ち物について解説していきます。
気温や天候に適した服装で、冬のディズニーを満喫しましょう。
ディズニーへ行くときのドレスコード
ディズニーへ行く際は、とっておきの服装で楽しみたい人も多いのではないでしょうか。
行く時期にかかわらず、ディズニーへ行く際の服装のポイントは以下の通りです。
- 動きやすい服装
- 気分があがる服装
ディズニーは広大な敷地面積を誇るため、1日中楽しむには動きやすい服装が必須です。
ディズニーランドの敷地面積は、51ヘクタールで東京ドーム約11個分の広さがあります。
各アトラクションやエリアごとの移動距離も長くなるため、靴はスニーカーや安定感のあるヒールなど、履きなれたものがおすすめです。
園内では写真撮影する機会が多いため、写真映えするような服装を選ぶと気分もあがり、よりディズニーを楽しめます。
ディズニーキャラクターが描かれた服などで、カップルや友人同士でリンクコーデをするのも、ディズニーの醍醐味といえるでしょう。
ただしディズニーランドおよびディズニーシーでは、すべての人が楽しく快適に過ごせるよう、さまざまな決まりごとがあります。
これまでに何度もディズニーへ行っている人にとっては当然かもしれませんが、服装についての決まりを確認していきましょう。
ディズニーでは、ドレスコードが定められており、以下の服装では入園ができません。
- 他のゲストを挑発または迷惑になるような服装(露出部分が多い服装など)
- 顔の大半が見えなくなるようなマスク(医療目的の場合は可)
- 地面を引きずるもの
- 不快感を与える単語やデザインの刺青の露出
- キャラクターやキャストと間違えてしまう可能性がある服装
- 営利目的の宣伝行為となる服装
- 中学生以上の全身仮装(ハロウィン期間中は別ルールが設けられます)
参照元:【公式】パーク入園時の服装についてのお願い|東京ディズニーリゾート
これらの服装でディズニーへ行くと、入園を断られたり退園をお願いされたりする場合があります。
着ていく予定の服装に不安がある場合は、事前に問い合わせたうえで入園するようにしましょう。
2月のディズニー周辺エリアの天気と平均気温
ディズニーを楽しむためには、気温に適した服装で行く必要があります。
ディズニーがある千葉県浦安市からもっとも近い観測地である、東京都江戸川臨海の2022年2月の天気は以下の通りです。
平均気温 | 5.6℃ |
---|---|
平均最高気温 | 10.3℃ |
平均最低気温 | 1.9℃ |
2月の最高気温 | 17.6℃ |
2月の最低気温 | −1.1℃ |
2月雨が降った日数 | 6日 |
参照元:気象庁|過去の気象データ 江戸川臨海(東京都) 2022年(月ごとの値)
気象庁|過去の気象データ 江戸川臨海(東京都) 2022年(月ごとの値) 詳細(降水量)
2月のディズニーは非常に寒く10℃以下の日が多いため、しっかりとした防寒対策が必要です。
雨が降る日はそれほど多くはないですが、気温が低いため雨が雪に変わる場合もあります。
天気予報で雨や雪が予想される日はとくに、しっかりと防寒対策をして、風邪をひかないよう注意しましょう。
近年は異常気象が多く、大寒波による大雪の可能性も考えられます。
交通機関に乱れが生じる場合もあるため、2月にディズニーへ行く場合はこまめな天気予報の確認が必要です。
2月にディズニーへ行くときの天気別服装のポイント
ディズニーへ行く際の適切な服装や周辺エリアの平均気温がわかっても、実際にどのような服を着ていけばよいか悩む人も多いでしょう。
2月ディズニーの服装は、晴れている日は以下の2つのポイントをおさえたコーディネートがおすすめです。
- 寒さ対策
- 動きやすい服装
雨の日は上記の服装に加え、以下のポイントをおさえるとよいでしょう。
- 防水性の高いアウター
- 防水性の高い靴
- 雨対策グッズ
具体的にどのような服装がよいのか、ポイントを1つずつ詳しく解説していきます。
ポイントをおさえたコーディネートで、寒さが厳しい冬のディズニーを楽しみましょう。
ポイント1:寒さ対策はアイテム選びが重要
2月のディズニーの服装、もっとも重要となるのが寒さ対策です。
「寒さ対策であれば、厚着していけばいいのでは?」と思う人もいますが、ディズニーを楽しむためにはできるだけ軽装で行きたい人も多く、アイテム選びが重要となります。
ディズニーへ行く際の寒さ対策としておすすめのアイテムは、以下の通りです。
- ダウンジャケット
- ヒートテックなどの保温インナー
- カイロ
- マフラーや手袋、耳当てなど防寒グッズ
- ブランケット
2月のディズニーは10度を下回る日が多いため、アウターはしっかりと防寒できるダウンジャケットが適しています。
室内と屋外の寒暖差も大きいため、暑がりな人は薄手のダウンジャケットを活用するとよいでしょう。
さらに、ヒートテックなど薄手で保温性の高いインナーを着ると、朝晩の冷え込みにも対応できます。
さらに、カイロがあると急に冷え込んだときも心強いです。
カイロは使い捨てができ、それほど邪魔にならないため、多めに持っていってもよいでしょう。
他には、パレードやショーの待ち時間の寒さ対策として、ブランケットも必須です。
パレードなどでは、厚手のレジャーシートがあると子供がいる人でも無理なく過ごせます。
防寒対策として必須のマフラーや手袋などのアイテムは、現地のショップで購入するのもおすすめです。
ディズニーショップには、キャラクターの手袋やマフラーの他にも、ディズニーならではのファンキャップもあります。
ショップで購入したい場合は、JR京葉線舞浜駅のすぐそばにあるディズニーショップ「ボン・ヴォヤージュ」の利用がおすすめです。
ボン・ヴォヤージュは8:00~22:00と、朝早くから夜遅くまで営業しているため、入園前にショップでコーディネートを完成できます。
ただし、ボン・ヴォヤージュは日によって事前来店予約が必要となる場合があります。
ショップの利用を考えている場合は、事前に来店予定日に予約が必要かを確認しておくとよいでしょう。
冬のディズニーは天候にかかわらず、しっかりとした寒さ対策が楽しむための秘訣です。
ポイント2:動きやすい服装で1日中アクティブに
天候にかかわらず、ディズニーを満喫するには、動きやすい服装が必須です。
とくに冬のディズニーは、寒さ対策としてブランケットなど荷物が多くなります。
写真映えを重視して、ヒールのある靴やミニスカートなど、とっておきの服装でディズニーを楽しみたい気持ちもあるでしょう。
しかし、1日中アクティブに過ごすためにも動きやすい服装がおすすめです。
動きやすい服装のポイントは、具体的には以下の2つが挙げられます。
- 靴はスニーカーや安定感のあるヒールなど履きなれたもの
- スカートやパンツはストレッチ素材のもの
ディズニーの園内ではたくさん歩くため、履きなれた靴で行くのが適切です。
アトラクションやショーなどを楽しむには、ストレッチ素材のスカートやパンツをはいて行った方が快適に過ごせます。
ポイント3:2月の雨の日は防水性の高いアウターが必須
雨が降っている2月のディズニーは、防水性の高いアウターが必須です。
2月は晴れている日でも寒いため、雨の日はより体温が奪われやすくなってしまいます。
そのため雨が降っているときは、薄手のダウンジャケットの上に防水性の高いレインコートなどを着るのが適切です。
さらに、雨が降っている日は風が強い場合も多いため、風を通さないアウターやボトムスを選ぶとより快適に過ごせます。
お子様がいる場合は、替えの服や靴下、タオルを持っていくと濡れたままにならないためおすすめです。
ポイント4:雨の日はブーツや長靴などの防水性の高い靴が必須
2月のディズニーで雨が降っている日は、ブーツやレインブーツなど防水性の高い靴を選ぶのが適切です。
足元が濡れてしまうと体温が低下しやすくなるうえに、不快感も大きいため、思う存分ディズニーを楽しめなくなってしまいます。
履きなれたブーツやレインブーツがない場合は、レインシューズカバーが役に立ちます。
レインシューズカバーは、いつもの靴に装着するだけで、雨や汚れから靴を守ってくれるアイテムです。
レインシューズカバーには、サイズや丈、性能などさまざまな種類があるため、適した大きさのものを選択しましょう。
急な雨の備えとして持っていく場合は、使い捨てできる簡易的なレインシューズカバーがおすすめです。
ポイント5:雨対策グッズとしてレインコートや傘を持参
ディズニーは屋外で過ごす時間が多いため、雨の日は傘やレインコートが必須です。
しかし、レインコートと傘どちらを選べばよいか悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで、レインコートと傘それぞれのメリットとデメリットを比較した表を作成しました。
傘とレインコートで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
レインコート | ・両手があく ・混雑している場所でも邪魔にならない ・強風時の安全性が高い ・防寒具として活用できる ・かばんが濡れるのを防げる | ・アトラクションやレストランなどの屋内施設利用時は脱ぐ必要がある ・風が強いとフードが脱げて顔や頭が濡れる ・服が隠れてしまう |
傘 | ・豪雨でも顔周辺を守れる ・収納が簡単 | ・片手が塞がる ・強風時は壊れる危険性がある |
レインコートと傘は、それぞれにメリットとデメリットがあります。
どちらを持っていくか悩んだ場合は、レインコートと傘の両方を持っていくのがおすすめです。
小さくたためるレインコートと折りたたみ傘であれば、両方持っていっても荷物をコンパクトにまとめられます。
天気予報で雨が予想されているときは、入園時に晴れていても折りたたみの傘やレインコートを持っていくとよいでしょう。
園内にもレインコートや傘などは販売していますが、通常で買うよりも高額なため出費を抑えたい人は準備していくとよいでしょう。
とはいえ、園内のレインコートや傘はディズニーならではの可愛いデザインのものも多いため、記念に購入するのもいい思い出となります。
2月ディズニー気温別おすすめの服装
2月のディズニーといっても、日によって気温が大きく異なります。
気温に適した服装で悩んでしまう場合は、「服装指数」を確認するのがおすすめです。
服装指数とは、日本気象協会が朝から晩までの予想気温をもとに服装を提案するサービスの1つで、日本気象協会が運営するサイトtenki.jpで確認できます。
服装指数は10~100までの10段階で発表されており、服装の目安は以下の通りです。
服装指数 | 服装の目安 |
---|---|
10 | なにを着ても寒い ダウンジャケットなど厚手のアウターが必須 アウターの下もしっかりとした防寒が必要 |
20 | ダウンジャケットや厚手のアウターがおすすめ |
30 | 上着がないと寒く感じる |
40 | 裏地付きのトレンチコートがおすすめ |
50 | 薄手のジャケットがあるとちょうどいい |
60 | 上着がなくても大丈夫 長袖のトップスでちょうどいい |
70 | 半袖+カーディガンなど、温度調節できる服装がおすすめ |
80 | 半袖1枚で過ごせる暑さ |
90 | ノースリーブでもかなり暑い |
100 | なにを着ても暑い 暑さ対策が必須 |
2023年2月のディズニー周辺の気温は、前述の通り、最高気温17.6℃最低気温−1.1℃です。
天候や風速によって異なりますが、最高気温である17.6℃の場合の服装指数は40〜50となります。
一方で、最低気温の−1.1℃の場合は、服装指数が10となるでしょう。
このことから、2月のディズニーはアウターは必須といえます。
気温によって、薄手のジャケットでよいのかダウンジャケットを着ていった方がよいのか判断するのがおすすめです。
服装指数は、ディズニーがある浦安市をピンポイントで確認できます。
10日先まで確認できるため、2月ディズニーを計画している場合は服装選びの参考にしてみてください。
雨の日に持っていると便利なアイテム
雨の日でも晴れの日と同様に楽しむためには、事前の準備が大切です。
そこで、雨の日に持っていると便利なおすすめアイテムを紹介します。
雨の日に便利なアイテムは、以下の通りです。
- コンパクトにたためるレインコート
- 折りたたみ傘
- ビニール袋
- タオル
- 替えの靴下や服
- カイロ
- 予備のマスク
- 寒さ対策グッズ
- ポケットティッシュ
- 風邪薬や鎮痛剤
天気予報で雨が予測されている日は、雨対策としてレインコートや折りたたみ傘の持参が適しています。
2月のディズニーは非常に寒いため、手袋や耳当て、カイロなど寒さ対策グッズも持っていった方がよいでしょう。
雨が降っているときは、体をふいたり濡れたものを入れたりするのに、タオルやビニール袋があると役立ちます。
とくにレインコートを利用する場合は、アトラクションやレストランに入る際脱ぐ必要があるため、ビニール袋やタオルは必須です。
他にも、雨で風邪気味になったり低気圧で頭痛がおきたりしたときのために、風邪薬や鎮痛剤などがあると心強い味方となります。
寒さが厳しい2月も天候に左右されずディズニーを楽しもう!
ディズニーは雨の日でも、準備を整えて行くと通常通り楽しめます。
しかし2月のディズニーは、寒さを甘く見ていると体調を崩してしまう恐れがあります。
2月のディズニーを楽しむための服装のポイントをまとめました。
- 寒さ対策はアイテム選びが重要
- 動きやすい服装で1日中アクティブに
- 2月の雨の日は防水性の高いアウターが必須
- 雨の日はブーツや長靴などの防水性の高い靴が必須
- 雨対策グッズとしてレインコートや傘を持参
寒さのために楽しさが半減してしまわないよう、しっかりとした寒さ対策がとても重要です。
この記事を参考に、寒さが厳しい2月も天候に左右されずディズニーを楽しみましょう。